自然な英語を自在に操りたいのなら、コロケーションの知識が必須です。
コロケーションとは、分かりやすく言うと「言葉と言葉との結びつき」。
例えば、「大家族」は ‘big family’ ではなく ‘large family’ になります。
「大」だから ‘big’ とはいかないのですね。
これがコロケーションです。
単語と単語の自然な結びつき、その知識を鬼のように持っている人は会話がよどみなく流れていきます。
おすすめコロケーション辞典
Part1では知る人ぞ知るコロケーション単語集『 英単語ピーナツほどおいしいものはない 銀メダルコース 』をご紹介しました↓↓。
今回は、思いついたらすぐに手に取って調べられる辞書タイプのものを2冊ご紹介します。
まずはこれ↓↓。
日常的によく使う単語を網羅しており、この単語にはこの動詞が結び付きやすい、この副詞が結び付きやすいなどなど、流し読みするだけでも面白い1冊です。
例えば「素直に議論する」とはどのように言うでしょうか?
なかなか難しいですね(笑)
そこで「議論する」の ‘discuss’ を見てみると次のようにあります。
‘openly discuss’
なるほど、副詞の ‘openly’ を使うのですね。
このように、ネイティブにとって一番自然なコロケーションがサッと分かるのです!
次は是非お勧めしたい究極のコロケーション辞典です!
この辞書はすごいです!
思いつく限りのあらゆる単語と単語の結びつきが載っています。
例えば、「(言葉の)なまりがひどい」はどのように言い表すのでしょうか?
「なまり」の意味である ‘accent’ を調べてみると、まず「なまりがある」と言いたい時の動詞は ‘have’ であることが分かります。
次に、「ひどいなまり」は…?
「ひどい」は ‘bad’ かな? はたまた ‘terrible’ かな?
この辞典にはどちらもありません。
この辞典には次のような形容詞がずらりと並んでいます。
‘broad’
‘heavy’
‘marked’
‘pronounced’
‘strong’
‘thick’
へーっ!と思わず唸ってしまいます(笑)
‘heavy’ や ‘strong’ はすぐに納得いきますが、’thick’ とは!!
このようにただ読んでいるだけでも発見がいくつもあるのです。
いつでも手元においておけば、座右の書となること必至です!