久しぶりに、よもやま話にお付き合いください。
先日本屋さんの英語本コーナーで、ある本を手に取りました。
あえてタイトルは言いませんが、「会話には英文法なんていらない!」という趣旨の本です。
何という暴論!
と、普段なら見向きもしないのですが、なぜかその時は思わず手に取って中身をパラパラ…
案の定でした。
あまりに薄い内容に閉口してしまいました。
著者曰く、「文法を意識しすぎるから話せない」と…。
果たしてそうでしょうか?
「文法を意識しすぎるから話せない」のではありません。
「文法が身についていないから話せない」のです!
ここをはき違えていては、一生英語力は上がりません。
確かに、文法がしっかりと身についている上級者などは、確かに実践で話す時にはいちいち文法を意識はしていません。
しかしそれは、体に文法がしっかりと染み付いており、いちいち意識せずとも英語を運用できるからに他なりません。
文法とは「ルール」です。
文法を無視した会話はいつまでたってもブロークンのままです。