動詞の後ろにまた動詞を置きたい場合、そのまま「動詞+動詞」という形は基本的には出来ません。
(口語で ‘Come see me.’ などはありますが、本来 ‘Come and see me.’ の ‘and’ が省略された例外です)
基本的には ‘to do’(to不定詞)、もしくは ‘doing’(動名詞)の形で置いてやらなくてはいけません。
どちらの形を従えるのかは、動詞によって異なります。
例えば、後ろに ‘doing’ が続く主な動詞の覚え方として、それぞれの動詞の1文字目を使ったゴロ合わせ ‘megafeps’ があり、受験生の間では有名ですよね↓↓。
どちらも従える動詞も
さて、そんな中、’to do’(to不定詞)と ‘doing’(動名詞)のどちらも従えることができる動詞もあります。
代表的な例を挙げると…
remember / forget / regret / love / like / begin etc….
それぞれ、’to do’(to不定詞)と ‘doing’(動名詞)の時で、意味が違ったり、はたまた同じだったり…
非常に面倒です(笑)
その中から今回は日本人の多くがその違いをはっきりと把握していない ‘try’ を見てみましょう。
まずは ‘try to do’ から
‘try’ は後ろに’to do’ と ‘doing’ の両方を従えることができます。
そして、それぞれで意味がはっきりと違います!
日本人は圧倒的に ‘try to do’ の方に馴染みがあるでしょう。
ex) You should try to do your best to pass the exam.
「あなたは試験に合格するためにベストを尽くすよう努めるべきだ」
この’try to do’ は我々日本人にとって非常になじみのある「doするよう努める」という意味ですね。
これは問題ないと思います。
もう一つ…
ex) I tried to open the window.
「私はその窓を開けようとしてみた」
窓が古くてなかなか開かないのか、頑張って何とか開けようとした…というニュアンスが伝わってきます。
では ‘try doing’ は?
それでは次の文はいかがでしょうか?
ex) I tried opening the window.
今度は ‘try doing’ です。
こちらの場合は、’try to do’ の時のような「努力」的なニュアンスはなく、「試しにやってみる」という感じです。
つまり「試しに窓を開けてみた」です。
外の気温を確かめたかったのか「ちょっと開けてみた」というニュアンスですね。
このように、’ try to do’ と ‘try doing’ では全く使い方が異なるのです!
この ‘try doing’ 、ネイティブ英語では結構頻繁に出てくる表現です。
これを機に皆さんも是非ものにしてください!
ちなみに…
この “try” に関して、以下の記事もとても大切なので是非ご覧ください!
オンラインレッスン・お悩み相談はじめます!
たくさんの方々らからご要望を頂いておりますオンラインでのレッスンを始めたいと思います。
カリキュラムは全て皆さん次第。
「関係代名詞だけを強化したい」
「このテキストに沿って教えて欲しい」
など、どのようなご希望にもお応えします!
レッスンという形態ではなく、1回きりのご質問なども大歓迎!
「こんな質問恥ずかしくて…」
「レッスンではなく、ただ〇〇について知りたいだけなんだけど…」
などなど、どんな小さなお悩みにもお応えします。
↓↓内容・レッスン料などはこちらから↓↓
たくさんのお問い合わせお待ちしております!