会話に使える!英文法

「英会話に文法はいらない」は完全な間違い!実用的な英文法の知識をどんどん紹介します。

日本人の間違い

“There is/are~構文”は制限だらけ(?)

 

私たちが学校などで英語を学び始めると、必ず習う構文の一つに“There is/are~”構文があります。

「どこそこに~がある・いる」という、泣く子も黙る(笑)黄金フレーズですね。

ex) There is a book on the desk.
「机の上に1冊の本があります」

ex) There are a lot of people in the park.
「公園にたくさんの人がいます」

こんな感じですね(笑)

「何を今さら!」という声が聞こえてきそうですが、まぁ聞いてください。

万能ではない

実はこの”There is/are~”構文、何気に制約が多いのです。

つまり、何でもかんでも「~がある・いる」というとき気軽に使えるというものではありません。

まず、そもそもこの構文、相手がまだ知らないこと、つまり話の中では初出のものが「ある・いる」と言いたいときにしか使えません。

つまり、相手がまだ知らないモノや人が「ある・いる」と伝えたいときにしか使えない構文なのです。

日本人がよく犯しがちな間違いをいくつか挙げてみましょう。

 ×There was that cat in front of my house yesterday.
 ×There is your favorite girl in this class.

このように、名詞にthe,that,this,yourなどの限定詞が付くときにはこの構文は使えません。

だって、この構文は“相手がまだ知らないモノや人が「ある・いる」と伝えたいとき”にしか使わない構文なんですよね。

“the”とか”your”がつくってことは相手も知っているということですものね!

つまり、相手も知っている特定の物や人を表す時には使えないんですね。

次に……

×There is Mt. Fuji near my house.

この構文を使って「家の近くに富士山があるんだよ!」と言いたくなる気持ちは分かりますが、このような固有名詞もこの構文では使えません。

ただし……

文法的に限定する必要がある場合は、相手にとって新しい情報でも”the”などが付く場合もあります。

ex) There is the most expensive car in this shop.

ここでの”the”は「最も高い車」という最上級を表すときに必要な”the”なので、たとえ相手にとっては初めて聞く話でも”the”という限定詞が必要です。

“There is/are~”構文の意外な落とし穴、みなさん気を付けてくださいね!

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